[企業名] IMARI 株式会社 [代業者名] 福井 秀平 [承認番号] 第20-26号
[〒] 848-0024
[住所] 佐賀県伊万里市大川内町甲984−3
[電話番号] 0955-22-4185 [FAX番号] 0955-22-7040
[資本金] 1,000万円 [従業員数] 25名
IMARI蒲lとの縁は、平成18年10月に立ち上がった、佐賀県自動車産業振興会にある。
当時、弊所別事業で当の振興会への関わりを持つ支援事業を実施していた、この際の関わりから佐賀から伊万里は遠隔地になるが
気になる事業所として認識を頂いた。
この縁を機に、経営革新への取り組み等についてお話しを申し上げ、経営力向上への支援として当事業があること、
専門家派遣等により問題点の整理が出来る点、既に東京、名古屋など、都市部での展示会、中小企業展などさまざまな
企画展示会への参加も積極的で、商品開発、販売策の構築など経営革新への取組を実践する事業所として、弊所拠点も認識していた。
旧社名が活ノ万里大国段ボールと示すように、段ボールパッケージ製造による梱包と輸送が主で、伊万里と有田に隣接する場所柄農産物、 陶磁器製品などを運んでいた。しかし、産業構造の変化により需要の停滞などにより提案型パッケージ梱包への転換をはかり、近年取引先と して自動車産業へのパッケージ梱包などさまざまな精密加工品を包み込む梱包、通い箱、カスタマイド製作による緩衝材の要らない梱包など さまざまな工夫から取引先も広がってきた。しかし、単一の産業への取引傾斜は危険であるとの認識から取引連携関係にある企業との技術協力 により新たな市場への参入を企画する。
パッケージ緩衝材の開発で真空化応用の商品化が多かったが、単なる商品の充填から複合的に応用した商品開発へと進めるきっかけ作りができたと感じる。 隙間の無い梱包はムダな緩衝材が要らず省エネの点で、コスト面で優れている。また、これからの発想で医療用への提案、基本は段ボールを使用して おり軽くてローコストかつ加工が容易などカスタマイズが格段の価格で提供できる点などさまざな可能性に富む事業所としてのメッセージを発信できたと感じる。 当社は、平成20年12月、経営革新承認計画の申請を行った。
多忙な代表で、年初から商談、営業と忙しく支援中に頂いた言葉を書き加える。平成19年の年初は新年の祝賀ムードとアジアを主とする自動車産業の活況で引き合い、 受注状況も活発であった。しかし、10月以降の経済危機から一転、大変な事態になった。もともと、一産業への傾倒的な取引関係は危険であるとの認識により 商品開発など取り組んできた、この点を本制度でアピールしたい。
お忙しい中、色々と見せていただきました。
理解力に乏しい私にとっては、「百聞は一見に如かず」 なあるほど!!。
お話を伺って...。
とにかく、発想が豊かで、どうすればそのような展開ができるのか拝聴しているだけでこちらもウキウキしました。
緩 衝 材 ・・・ エアーパッケージとなっているので使用するまで多大な保管場所を必要としない。
真 空 容 器 ・・・ 逆止弁を用い、中に空気が入らないようにしてあるので長持ちするし、ガラスを用いないので割れる心配も無い。
特殊樹脂加工・・・ (ポリウェア)いろんな物をコーティング出来るとのこと。耐火性・防水性あり。
コーティングした発泡スチロールで水槽を作り水を入れてテストしておられた。
驚いたことに、今話題の電気自動車のボディをコーティングしたダンボールで作ってみたいとの事。
等々。
結果、長時間お邪魔してしまいました。申し訳ありませんでした。(^^!)
お土産に頂きました。
(ここにも技術が...。プレスでの型抜きではなく刃物での切り取りなので縁がつぶれていない。)