TOPE-NEWS平成18年5月1日号

ファイル共有ソフトでの情報流出が増加しています!


 官公庁や企業が保有する個人情報等の機密情報が、個人所有のパソコンからファイル共有ソフト「ウィニー(Winny)」を介して大量に流出するという事件が多発しています。
 また、最近は新たなファイル共有ソフト「シェア 又は シャレ(Share)」からの流出も報道されています。これは、「ウィニー」や「シェア(シャレ)」をインストールしている自宅のパソコンに、職場のファイルを持ち込んで使用していたところ、そのパソコンがコンピュータウィルス「アンティニー(Antinny)」に感染し、本人が知らないうちに機密情報がインターネット上に流出してしまったために起こっています。
 自宅のパソコンで個人情報等の重要な情報を取り扱う場合は、自宅パソコンへ「ウィニー」や「シェア(シャレ)」のインストールは絶対に行わないでください。また、職場の業務用パソコンに内緒で「ウィニー」や「シェア(シャレ)」をインストールするなどは絶対にあってはならないことです。
 そして、ウィルス対策ソフトを導入し、自己防衛を行うことはネット社会のエチケットとも言えます。


下記の関連情報サイトを是非ご覧下さい。

内閣官房 情報セキュリティセンター  http://www.bits.go.jp/press/inf_msrk.html
独立行政法人情報処理推進機構セキュリティセンター  http://www.ipa.go.jp/security/topics/20060310_winny.html
トレンドマイクロ株式会社  http://www.trendmicro.com/jp/security/report/news/archive/2006/vnews060424.htm