TOPE-NEWS平成16年8月3日号

情報化支援アドバイザーの独り言…



「パソコンを守ろう!!」 ウィルス対策の極意4!



マイクロソフト社ホームページのセキュリティー情報ページを読んでいると、何度も「脆弱性」という言葉がよく使われています。
 この脆弱性という言葉は意味がわからないという人も多くおられると思いますが、これは「セキュリティーホール」と呼ばれるもので、パソコン内のシステム(コンピュータの構造)の弱いところを指しています。
 ウィルスの多くは、このセキュリティーホールを通って、あなたのパソコンに入ってきます。この「セキュリティーホール」をふさぐため、パソコンをアップデートする必要があります。


ウィルス対策の基本は、このアップデートにあります。このアップデートが出来ていなければ、どんなに高いウィルスソフトを導入しても、ファイアウォールソフトを導入しても、無駄になりますので定期的なアップデートをおすすめします。



パソコンをアップデートしよう!!!

@ パソコンをインターネットに接続します。インターネットエクスプローラのアイコンをダブルクリックして
  開きます。
A メニューバーの「ツール(T)」−「Windows Update(U)」をクリックします。マイクロソフトのホームページ
  へ飛びます。
B しばらくすると「Windows Updateへようこそ」の画面が表示されます。「更新をスキャンする」をクリック
  します。後は画面の指示に従って操作をしてください。

ご注意:この作業は一度で終わらない場合がありますので、「現在、利用可能な重要な更新はありません。」のメッセージが出るまで繰り返し操作をしてください。

このアップデートを定期的にしておけば、「ホームページを開いたとたんに、ウィルスに感染した」とか「旅行から帰ってきてみれば、なぜかウィルスに感染した」なんて可能性が、かなり低くなります。



自動更新機能を活用しよう!!!

パソコンのアップデートを自動的に行なう機能があります。
これは、コンピュータに必要なアップデートを検索して配信してくれる機能です。

Windows XPの場合
@「コントロールパネル」−「システム」をダブルクリックします。
A「自動更新」を開き「コンピュータを常に最新の状態に保つ(K)」にチェックを入れます。
Windows 2000の場合
@「コントロールパネル」−「自動更新」をダブルクリックします。
A「コンピュータを常に最新の状態に保つ(K)」にチェックを入れます。
Windows MEの場合
@「コントロールパネル」−「自動アップデート」をダブルクリックします。
A「アップデートを自動的にダウンロードして、インストールの準備ができたら通知する(A)」または
 「アップデートをダウンロードする前に通知し、インストールの準備ができたら再度通知する(N)」
 にチェックを入れます。

タスクバー(時計の左側)に このアイコンが出てきたら、準備完了となります。インストールをしましょう!!
上記アイコンをダブルクリックしてください。後は画面の指示に従って操作をしてください。



佐賀商工会議所・情報化支援アドバイザー
松 隈 清 志