現在の世界の安全保障の状況は、貿易懸念国やテロリストへの大量破壊兵器等の不拡散をめぐり非常に深刻なものとなっております。我が国の安全保障貿易管理については、東西冷戦終結によるココム規制の終了後、「補完的輸出規制」を行ってきました。しかし、イラクにおける大量破壊兵器開発疑惑、米国同時多発テロ等を受け、平成14年4月より日本でも「キャッチ・オール規制」制度が導入され、一部のものを除き全貨物が規制対象となりました。今回、輸出関連企業や貿易に携わる皆様、経営指導員の皆様などに、輸出管理の重要性を改めて認識していただくため、経済産業省安全保障貿易管理担当官を招聘し、セミナーを開催します。ぜひこの機会にご参加下さいますよう、御案内申し上げます。